コマクサとイワヒバリ

　乗鞍での自転車競技の際　早めに畳平に上がって　レーサーが上がってくるまでの間に鳥見をしました。こんなコマクサとイワヒバリの写真が撮れました。ちょっと後ピンなのが悔しいところです。

　コマクサは尾根の砂利上の乾燥したところに生えています。一方イワヒバリは　稜線から少し下がった岩場や雪渓の上に居る事が多いです。わずか数百メートルしか離れたところに居ながら　なかなかこの両者が一緒に居るところを撮るのは難しい事なのです。ましてや乗鞍などの人通りの多いところでは　なおさらです。

　こんな何気ない写真ですが非常に撮るのが難しい写真をあっさり撮れた事に感謝です。人生いろんな事があります。こんな偶然という人間の行いでは解決できない事に出くわしたとき　人は神を信じるようになるのでしょうか。しかもラッキーな時のみか？

　そうそう同じようなところに居るやつにカヤクグリという良く似たのが居ます。こちらはほとんどハイマツの中に居てときたまチリリと鳴いて移動します。イワヒバリとの見分け方は背中に白い斑点の線がなくの無地なのがカヤクグリです。

それと　何故か目つきも少しカヤクグリは怪しいのでおわかりになると思います。

　どちらも人なっつこく　かなり近くで見れますので　登山の際はひとつ覚えておいてくださいな。